井戸掘り仕組み

長野県長野市南長池は昔千曲川があった 

14/07/01
 長野市赤沼地区は場所によって水脈の深さがまちまちです。 赤沼公会堂付近は17m そこからわずか千曲川堤防近くにいくと6mでも出ます。 堤防ができる前はこの付近に千曲川が流れていたらしい。 またプロジェクト長野付近は浅川水系で粘土層が32mもあります。 そこからわずか250mはなれたT氏林檎畑では6mで出ています。今回はプロジェクト長野から南に20mの地点  N氏林檎畑を掘ってみました。
N氏は過去に4回井戸掘りに挑戦したが いずれも大量の水を得れず断念した経緯があります。
そこで長野井戸の登場です。12m位で水脈に当たるとN氏が言うのでとりあえず掘ってみました。 確かに10m前後で砂層に当たりましたがこの層の水は使い物になりません。水量は少ないし臭いし。
そこで次の水脈を狙いました。29m地点でSP7500のエンジンでは掘れない状態になりました。
砂層に当たってるのですが10m地点と同じ砂です。掘削抗が崩れないうちに40Aのガス管を埋め  29m以下は打ち込みに変えました。
36m地点まで打ち込むと粗い砂層に当たりました。 これで完璧な水脈に到達です。
水量は豊富でエンジンポンプで汲み上げても全く枯れません。 24時間潅水が可能です。農家用井戸はこのことが重要です。 潅水用井戸は1分間に300?以上の水揚げがないと使い物になりません。