井戸掘り仕組み

元水田だった畑の井戸の注意点 長野市穂保

14/04/14  長野市穂保の果樹農家から井戸の依頼がありました。掘削前の情報によるともともと水田だった所を畑に造成したそうで、かなりの砕石が入れられたそうです。このような現場では元々の水田の層までは玉石が入ってるもので これを取り除かないと掘削機が石にあたり堀進めません。

こんな玉石がごろごろ入っています
隣りの水田から1m80cmくらい土を盛ったのが分かりました。
そこでバックホーンで1.5m掘ったら水田の層が出てきました。
ほやす現場01
水田層が出たら2mφ200の遊水パイプをランマーを使って打ち込みます。さらに水漏れしないように回りにコンクリートを流し込み
埋め戻して準備完了です。
穂保の地域は地価15m付近で水脈に当たりますがこれは非常に鉄分が多いですね。さらに2m掘り進むと小粒の砂の層に当たります。これは結構いい水がでます。15m地点から17m地点に進むとき掘削抗が崩れますからちょおと素人には難しいと思われます。
水量は豊富で2インチのエンジンポンプで吸い上げても水は全く枯れません。農業用としてはverygoodですね。